近年の世界的な気候変動により、住宅の高気密・高断熱性は重要視されてきています。特に地球温暖化が進み30度を超える真夏日が年々増加する昨今では、冬以上に夏の断熱が注目されています。木繊維断熱材は透湿性が高く過度な湿気から遮り最適に調湿することで蒸し暑い梅雨時や真夏でもカラリと涼しい室内環境を創ります。また、防音効果も高く騒音を減少させ静かでストレスのない生活環境を提供します。原料は針葉樹の端材を使用することで接着剤などの化学物質を一切使わず、快適で健康、安心な暮らしをお約束します。
ひんやりと澄んだ空気の中、まるで森の中にいるような「すごもり」を実現します。
年間を通して窓から約50%以上の熱が出入りするため、住宅の快適性には窓周りの性能強化がとても重要です。窓の性能が高くても、窓と住宅の躯体を接合する”つなぎ目部分”の施工が上手く出来ていないとせっかくの窓の性能も半減してしまいます。防水テープを使用することにより「防水」「気密」「断熱」「結露防止」の4つの施工が効率的に実現可能となります。
高機密・高断熱を実現するためには、空気の流失・流入を防ぎながら湿度の調整をし、結露の発生を抑えなくてはなりません。調湿機密シートは、余分な湿気を外へ逃して結露防ぐことで木材の腐敗の原因となるカビの発生を防ぎ、過ごしやすい室内環境と長持ちする家づくりに必要不可欠です。
人間は一日に15kgもの空気を体に取り入れているといわれ、その半分くらいが家の室内空気というデータもあります。また、2003年には、ホルムアルデヒドなどのシックハウス症候群などの影響により住宅の24時間換気が義務化され、法律で定められた必要換気回数は建物全体で1時間あたり0.5回以上。これは2時間で家全体の空気が1回入れ替わる換気量になります。
汚れた空気が入りにくい高気密な断熱材などに、さらに高性能な換気システムを加えることで、四季に合わせて快適な空気環境をつくります。吸排気風量バランスを効率良くコントロールすることで省エネも実現します。